先日テレビで
『高級なスーツはどういう洗い方をしているのか?』
ということを大手のチェーン展開されている
普通のクリーニング屋の社員が
見に行くという企画がありました。
普通のクリーニング屋と言ってもドイツか
どこかで何年か修行して、クリーニングの
マイスター的資格を持たれている
社員だったことをつけ加えておきます。
さぞや色々なテクニックがあるのかと
思いきや、意外にも簡単だったので
紹介したいと思います。
※注意! テレビでは重要な部分がカットされている可能性も
あるので、ここに書く内容を真似て失敗しても当ブログは
一切責任を持ちませんので予め了承の上お読みください。
あと私自身はドライクリーニングなどの知識は皆無です。
テレビで観たことを思い出しつつ下記に書いていますが、
心配される場合は普通にクリーニング屋に出すことをおススメいたします。
『特殊クリーニング』というと揮発油や
特別な溶剤を使ってクリーニングする印象
があるが、『高級スーツ』の場合、根本的な
考え方が違うようだ。
手順としては、
①上着、スラックス、三つ揃えならベストを
それぞれ違う洗濯ネットに入れる。これは
生地同志が擦れて傷まないようにする為。
②洗濯機は二槽式が望ましい(高級スーツクリーニング屋は二槽式を使用)
とはいえ二槽式洗濯機がある家庭は
現在殆どないと思われるので、一層式でも
良いでしょう。
③洗濯機に水を入れる。洗剤は生地か傷むので
使わない。
④手洗いコースで最弱の設定でほんの2〜3周
回して洗いは終了。え?これだけ?と心配なら
五分くらいは浸け置いても良いかもしれません。
⑤脱水も最小限に留める。テレビでは脱水層
が回りだしてから5秒くらいでストップしていました。
⑥当然干す際は水が滴り落ちるくらいびしょびしょなのだが、
ハンガーに掛けて下に水が落ちても良いように洗面器やたらいなどの
水受けを下に置く。
⑦ハンガーに掛ける際にある程度形は整えておきましょう。
⑧その状態で日陰でじっくりと乾かす。
⑨乾いたらアイロンがけをするか、あて布などをして、決して直接
生地にアイロンを当てないことと、滑らさずに上から押すようにして
しわを伸ばしていく。(当て布は、綿100%のハンカチなどで充分)
※アイロンがけに関してはいろいろなホームページでもスーツのアイロンがけの
注意点を説明していますのでそちらを参考にしてみてください。
といった内容が高級スーツのクリーニングの方法でした。
つまり一般的なクリーニング屋のスーツのクリーニングは『効率化』が
求められる為、色々な溶剤を使ってクリーニングされていますが、
高級スーツのクリーニングのプロによると水洗いで充分汚れは落ちるとの
ことでした。
①~⑨の説明で判ると思いますが、とにかく生地を傷ませないことが重要
とのことです。
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